鍼灸施術を受けた方へ!過ごし方や変化を説明
本日は二子玉川鍼灸院をご利用いただき、誠にありがとうございます。
鍼灸の施術を受けた方へ、施術後に注意いただきたいことをご案内しております。一度お読みいただけますと幸いです。
鍼灸は他の療術より刺激が強く、身体の変化が起こりやすい傾向があります。その変化に慌てず、快方へ向かう為に、施術後の過ごし方などをご確認ください。
1.施術後の過ごし方
できれば2~3時間安静にしてください。 安静にしていただくことで、治療効果が高まります。
水分(お酒・カフェイン以外)を大目にとりお休みください。 治療後は筋肉が緩み血液の循環が良くなって、副交感神経の働きが高まりリラックスした状態です。水分(お酒、カフェイン含有のもの以外)を多めにとり、お休み頂く事をおススメします。
「激しい運動」「長湯」「飲酒」は避けてください。 血液循環が良くなっているため、更に良くなるような行動をしてしまうと治療効果の減退や、気持ち悪くなったり、稀ですが倒れてしまう場合もあります。お控えいただくようお願いいたします。
2.施術後の身体の変化
一時的に身体が重だるくなる場合があります。 理由は、施術をすることで身体に溜まった老廃物が流れ出すためです。老廃物が体外に排出される過程で起こるため、排出し終えると収まります。
下痢や発熱、発疹、汗が出る、症状が重くなるなどの反応があります。 症状によってはこれらの反応が表れますが、これは「好転反応」や「瞑眩(めんげん)」と言われる身体が良くなる過程で一時的に表れる反応です。人によって異なりますが、だいたい1~3日程度で収まる方もいれば、慢性症状が長い方は数ヶ月続く場合もあります。
▼このような方に多く見られます▼
久しぶりの治療
日ごろから余り身体を動かしていない方
虚弱体質の方
症状が重めの方
刺激の強い施術の後
※自然治癒力が正常に働いている証拠ですので、ご心配なさらずに安静にお過ごしください。反応が収まればすっきりします。
3.治療のペースについて
はじめは1・2週間おき どのような状態まで回復されたいかにもよりますが、はじめは1・2週間おきの治療をおすすめしています。症状が良くなってきたら、徐々に治療する間隔を空けていきましょう。
目標は1ヶ月に1回 多くの方には、1ヶ月の1回の治療で楽な状態の維持を目標にしていただいております。
悪くなりきらない前に再度治療 治療を重ねることで回復し楽になるのですが、日常生活をおくることで徐々にまた悪くなってきます。悪くなりきらない状態で再度治療することで、更に楽な状態になります。
治療を繰り返す事でどんどん改善し、回復の一定レベルを超えると、簡単なケアで回復するようになります。まずはそこを目指しましょう。
4.二子玉川鍼灸院の目指していること
二子玉川鍼灸院は、治療だけでなく「QOL(クオリティ・オブ・ライフ)の向上」を目指しております。生活の質と訳され、心身が健康で、自分らしく人間らしく生活できているかという事です。
それには病になる(症状が出る)手前に治す事が重要です。東洋医学では「未病治(みびょうち)」と言われ、予防医学と通ずるところでもあります。
その為に、ご自身の身体の状態の把握、お灸やストレッチ等のセルフメンテナンス方法、日常生活の注意点や改善案、指圧マッサージの指導なども実施しております。
関心、興味のある方はお気軽にスタッフにご相談ください。
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